Q&A

双極性障害の方への対応について

タカ先生こんにちは!いつも動画やSNSから勇気をもらっています。

私のお客さんで、双極性障害の方が何人かおられます。みなさん、周りから愛されるキャラで、とても優秀で礼儀正しい方ばかりです

とくに何か悩みがあるというより、周期的に、ハイになったり、ドーンと落ちている感じがします。

今日お聞きしたいのは、タカ先生も双極性障害をお持ちとのことですが、『①双極性障害で落ち込んでいる人への接し方』とか、②かけてはいけない言葉などを、医師としての知識やタカ先生ご自身の経験からお聞きしたいです。

③心の持ち方とか、過ごし方とか、双極性障害の方が生きやすくなる方法とかあればそれもお聞きしたいです。

私が一番恐れているのは、そのような方に、良かれと思って言った言葉で、余計追い込んでしまってないか?です。

コメントありがとうございました!
動画や、SNSで勇気を持って頂くことができて、うれしく思います♪

お客様の中で、双極性障害の方がいらっしゃるのですね。
その対応にはかなり苦慮されていることと思います。

双極性障害は、気分が高まったり落ち込んだりを繰り返す脳の病気です
双極性障害の治療を継続して回復に向かうには、家族や周囲の日常的なサポートが不可欠です。双極性障害の周囲の人は、次のような対応を心がけることができます。

  1. 中立的に接することを心がける
  2. なまけではなく病気であることを認め、休養をとれるようにする
  3. 症状は波を描きながら良くなっていくため症状の波に一喜一憂しない
  4. ここまでは許容できるが、これ以上は無理であるという限界設定を決める

また、良かれと思って言った言葉で、余計に追い込んでしまっていないか気になるということですが、うつ病の人に励ましの言葉をかけることは厳禁です。「頑張れ!」
「気にしないで!」といった言葉は、うつ病の人にとっては大きなプレッシャーになりますので、避けて下さい

双極性障害の方が生活する上での、心の持ち方・過ごし方・再発予防方法としては、次のようなものがあります。

  1. 処方された薬を正しく飲む
  2. 無理をして疲れさせない
  3. 人間関係に気をつける
  4. 適切な睡眠をとる
  5. 生活リズムを安定させる

上記のようなことを、さりげなくアドバイスすることは良い方法の一つだと思います。

いちごみるくさんにとって、何か参考になれば幸いです。

Dr.TAKAより

ABOUT ME
Dr.TAKA(栗原隆)
■1975年12月28日生まれ ■2005年東京医科大学大学院博士課程修了・博士(医学)の学位取得 ♦医学博士の資格と医師としての経験を活かし、”日本を元気にする”をキャッチコピーに、「薬物依存の予防」と「子供たちの未来を守る」ための活動を2024年1月より本格的にスタート!応援よろしくお願い申し上げます。
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