活動報告

【医師解説】EDの原因を徹底解説!ED治療薬の種類と薬に頼らず治す方法(前編)

今回は「ED(勃起不全・勃起障害)」について解説しています。
【医師解説】EDの原因を徹底解説!ED治療薬の種類と薬に頼らず治す方法(前編)

動画も併せてご覧ください。

後編は、後日公開させて頂きますので、今しばらくお待ち下さい。

やや長い解説になりますが、ぜひご覧下さい!

今回の記事は、下記の内容となります。前編と後編にわけて解説してまいります。

今日は、男性必見の内容です!男性に限られたことになってしまいますが、僕のチャンネルというのは、40~50代の男性視聴者の方が多いです。そんな方たちに向けて「ED(勃起障害)について」解説します。

前にクリニックをやっていたというお話をしていましたが、その時は、けっこうな数の患者さんに、EDのお薬を処方したり、悩みを聞いたり、そういうことをしてきました。年齢的には、下は20代から上は70代まで、けっこうあらゆる世代の方がお悩み中です。

僕自身も「うつ」だった時は、実際にEDになったりしたので、自信が無くなってしまったこともあったのですが、焦らずに治療したという経験があります。なので、そういった方たちの気持ちもよく分かるので、ぜひ今日の動画を参考にして頂いて、より良い「性生活」を送って頂きたいと思います。

タイプ別ED(勃起障害・勃起不全)の特徴

EDは原因によって、大きく分けて4つのタイプがあります。

  1. 50歳代に多いのは動脈硬化の進行と神経に障害がある場合。これを「器質性ED」と言います。
  2. 30代から40代に多いのが「精神的なストレス」がある場合。これは「心因性ED」と言います。
  3. 50代から60代に多いのは「動脈硬化の進行」と「神経に障害」があって、さらに「精神的ストレス」がある「混合型ED」
  4. 特定のお薬を飲んでいる場合、「薬剤性ED」というものがあります。

年齢を重ねていくと、特に「動脈硬化」と言って、血管が硬くなってしまいます。こういったものが原因でEDになる人が増えてきます。「動脈硬化」になると、血管が十分に広がらないだけではなく、血液の循環が悪くなります。そのためにEDがおこりやすくなります。

私は大学院で「動脈硬化」の研究をしていました。男性の場合「動脈硬化」は、20代からはじまってしまいます。年齢が高くなるにつれて「動脈硬化」というのは、少しずつ進んでいきますが、「動脈硬化」の進行には個人差があります。

EDと生活習慣病

運動不足」、「喫煙」、「過度の飲酒」などは、「動脈硬化」を進行させてしまうので、注意が必要ということです。

これもまた僕の専門でもありますが、「糖尿病」「高血圧」「高脂血症」のように、「生活習慣病」によるもの。

こういった「生活習慣病」の人では、血管に大きな負担がかかるので、「動脈硬化」が進行していることがあります。その結果として、EDにつながりやすくなるという風に考えられています。

あとはタバコの吸いすぎも注意しましょう。「喫煙」「過度の飲酒」などは、同じ理由からEDを引き起こす原因と考えられています。

「動脈硬化」というのは「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」の他、EDと関係が深いと言えると思います。

肥満の方は、まずは「ダイエットに取り組む」ことが大切になってきます。肥満というのは、単に体重が重いことを指すのではなく、脂肪組織が過剰に蓄積した状態です。肥満の判定というのは「ボディ・マス・インデックス」=「BMI」が国際的な基準になります。

アメリカで行われている「マサチューセッツ・メイル・エイジング・スタディ」と呼ばれる調査によると、BMIの値が高まれば高まるほど、EDが悪化して、改善しにくいという、興味深い相関関係があることが明らかになっています。

日本ではBMIの値が22の時が、体重が最も健康的であると考えられていて、糖尿病や高血圧がおきやすくなるのがBMIが25以上ということです。

BMI値が30以上で男性ホルモン値の低下が見られ、BMI40以上ではさらに減少していくとされているので、肥満には要注意ということです。

40代から70代までの男性1000人以上を対象に、アメリカのボストンで行われた、8年あまりの追跡調査の結果だと、EDは肥満に関係し運動不足とも関係が深いという結果を示しています。つまり肥満の人ほどEDになりやすくて、運動をすれば改善する可能性が高いと考えられます

なのでEDの予防の面からも治療の面からも、食生活の見直しと、適度な運動を続けることが「EDの改善につながる」という風に言えます。

ED改善のためのお酒の適切な量を知る

あとは「お酒」ですが、1日あたり日本酒換算で1合以上のお酒を飲む方は飲酒を控えるようにした方が良いです。あとは「喫煙」なども、EDの一因になるので、できれば禁煙した方が良いと思います。1日あたりの飲酒量というのは、純アルコール換算で20g程度が適量とされています。どれぐらいの量かというと

  • 「ビール」(アルコール度数5%)の場合500ml
  • 焼酎(アルコール度数25%)の場合100ml
  • ワイン(アルコール度数)12%の場合200ml
  • ウィスキー(アルコール度数43%)の場合60ml

という風に、だいたい適量というのが分かっているので、それに従って、お酒を飲んで頂くことが大切かと思います。

あと、これはちょっと特殊になってきますが、「神経の損傷」によるものも挙げられます。
「脳出血」、「脳腫瘍」、「脳の外傷」、「脊髄損傷」、「パーキンソン病」、「アルツハイマー病」。あとは、何かしらの手術をしたとか怪我をしたとか、「長時間会陰部を圧迫するサイクリング」などです。あとは一部の泌尿器系の病気でも、EDというのは、おこりやすくなります。

心因性EDの改善方法

ここが大切なのですが「心の問題によるもの」があります。先ほど書いた通り、30代から40代というのは、精神的なストレスが背景にある「心因性ED」が多いです。精神的なストレスがあると、神経の性的な興奮というのが、うまくペニスの方に伝わらないのでEDがおこりやすくなります。このタイプのEDを「心因性ED」と言います。

その原因は、色々あって「仕事」、「夫婦関係」、「日常生活におけるストレス」などが原因になることもあれば、セックスが「たまたまうまくいかなかった」ことによる「トラウマ」が原因になることもあります。このタイプのEDでは「また失敗するんじゃないか?」とか、そういう不安が大きなストレスとなってEDを悪化させることもあるということです。

まずは日常生活において「ストレスを溜めない」ということが、とても大切になってきます。些細なことを気にしないように生活を心がけていれば、ストレスも減っていくという風に考えられます。セックスがたまたまうまくいかなかったとしても、思い悩むのをやめたほうが良いと思います。リラックスして臨むことで「次はうまくいくかもしれない」という風に考えた方が気が楽になると思います。YouTubeの方では、いろいろ規約などがあるので、ここではお話できないようなこともあります。

Dr.TAKAの人生相談では、EDに特化したカウンセリング・生活指導を行なっています。気になる方は、ぜひ人生相談へにお申し込み下さい。
Dr.TAKA(栗原隆)
Dr.TAKA(栗原隆)

最近多い「妊活」によるED

「心因性ED」の続きですが、最近では、子供を作ろうという夫婦間で、女性の排卵日に精神的なプレッシャーになって、EDになるというケースも増えています。

中高年に多いEDの原因とは?

50代や60代に多いのは「動脈硬化の進行」「神経に障害」があって、さらに「精神的ストレス」がある、「混合型ED」が多いと言われています。

EDの現状を見ると、「ストレスだけが原因」あるいは「動脈硬化の進行」「神経に障害がある」だけが原因ということは少なくて、どちらの要素も合わさった「混合型ED」が多いと考えられています。特に「糖尿病」「高血圧」などに、「精神的な要素」が加わってEDになっていることが多いと言われています。

服用しているお薬の影響による薬剤性ED

次はある薬剤服用している場合についてです「薬剤性ED」

  • 中枢神経に作用する薬、抗不安薬、抗うつ薬、抗けいれん薬などを飲んでいる方
  • 末梢神経に作用するお薬、筋弛緩薬や抗コリン薬などを飲んでいる方
  • 循環器系作用するお薬、利尿薬や降圧薬、血管拡張剤、高脂血症の薬などを飲んでいる方
  • 消化性潰瘍のお薬、抗コリン薬などを飲んでいる方

これらに当てはまる方は、「薬剤性ED」になりやすい可能性があります。これらは、お薬の副作用なので、もし、このようなお薬が原因でEDになっている場合は、主治医の先生に言ってお薬を変えてもらうなどの対応が必要になってきます。

代表的なED治療薬の種類と特徴

生活習慣の改善などについては、後編で解説ますが、「すぐに勃起できるようになりたい」という風に考える人も多いと思います。そういう方は、ぜひEDの治療薬の服用を検討してみて下さい。

EDの治療薬というのは、服用後15分から1時間くらいで効果が現れて勃起が促進されます。性行為の前に服用すれば「中折れ」の心配も無くなるので「自信を持って性行為に臨める」「パートナーを不安にさせないで済む」というメリットがあります。

みなさんご存知かもしれませんが、EDの治療薬には、「バイアグラ」、「レビトラ」、「シアリス」の3種類があります。
これらは、いずれも勃起を補助するお薬で、EDに効果を発揮します。国内で厚生労働省に承認されている治療薬というのは、この3種類だけです。「バイアグラ」、「レビトラ」、「シアリス」は、ジェネリックもありますので、比較的、安く済む場合が多いです。

EDの治療薬には効果の強さに違いがあって、症状によって使うEDの治療薬を選ぶことができます。EDの治療薬で、最も勃起力が強いのはレビトラと言われていますが、その次がバイアグラで、最もマイルドな効果がシアリスという順番になります。

バイアグラ

「バイアグラの特徴」は、世界最初に開発されたED治療薬ということです。スタンダードで世界的に最も有名で安心感があります。バイアグラの場合「射精後の回復」が早いことが一つのポイントとして挙げられます。

射精後、再び勃起することができるので、性的な刺激があれば一晩に何度も性交することが可能です。あとバイアグラはいわゆる「賢者タイム」(射精後不応期)と言いますが、それを短縮する効果もあります。

EDの治療というのは、あくまでも勃起のメカニズムに作用するお薬で、射精そのものには影響を及ぼしません。僕自身、すべてのED治療薬を試したことがありますが、個人的にはバイアグラが、最もバランスが取れている薬だという風に思っています。効き目が現れるのもけっこう早いし、ある程度持続力もあります。

レビトラ

レビトラというのは、効き目が速くて、食事の影響を受けにくいのですが、効き目が早い分、切れるのも早いというか、そんな印象を持ちました。レビトラの場合は、水に溶けやすい性質上、一番即効性があって、吸収が早い人で15分くらいで効いてくきます。また「ペニスの硬さが出やすい」ことも特徴です。

シアリス

シアリスはED治療薬では、シェア世界ナンバーワンです。他の薬と比べると、マイルドで自然な効き目で、穏やかに長時間作用するので、服用時間にとらわれたくない方におすすめです。

服用後36時間まで効果が持続するので、金曜の夜に飲んだら日曜の朝ぐらいまで効いている感じです。よって長時間楽しみたい方におすすめです。また、ほてりなどの血管が広がることによって出てくる副作用が、比較的軽いのが、シアリスの特徴です。

EDの治療薬は、症状に合わせて使い分けましょう!
Dr.TAKA(栗原隆)
Dr.TAKA(栗原隆)
ここまでご覧くださりありがとうございます。後編も是非、お役立てください。
Dr.TAKA(栗原隆)
Dr.TAKA(栗原隆)

 

Dr.TAKA

ABOUT ME
Dr.TAKA(栗原隆)
■1975年12月28日生まれ ■2005年東京医科大学大学院博士課程修了・博士(医学)の学位取得 ♦医学博士の資格と医師としての経験を活かし、”日本を元気にする”をキャッチコピーに、「薬物依存の予防」と「子供たちの未来を守る」ための活動を2024年1月より本格的にスタート!応援よろしくお願い申し上げます。
オンライン人生相談はじめました!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です