今の社会において、多くの方たちが、朝から晩まで、いろいろな種類のスケジュールが詰まっていると思います。
この時、目の前のことに、どれだけ集中できているかが大切です。今やっていることに、集中できないのなら、生活のどこかにほころびがあるということです。
休むべき時は、しっかりと休み
食べる時は、しっかりと食べることが大切です。
これは、仕事やトレーニングなど、どんなことにもあてはまる法則でしょう。
このところ若い世代でも、気力や活力に欠ける人たちが多いように感じます。よくお話を聞いてみると、きちんと休みが取れていなかったり、食事をきちんと摂っていなかったりするケースが多く見られます。
いくら若くても、無理のあることを重ねていけば、心も体もどんどん壊れていく一方です。わたしは、もうそろそろ50代に入りますが、20代の頃とは違った食事の摂り方や、休み方などがあります。
私自身、いろいろな間違いや失敗を経験してきたからこそ、今のスタイルというか、やり方を見つけることができました。
大きなポイントの一つは、何ごとも「ほどほど」を心がけることです。別の言葉に言いかえれば「適当」ということです。完璧を目指そうとする人ほど、いろいろなものごとが、遅かれ早かれうまくいかなくなる傾向があります。
人生のあらゆるものごとについて、最大限活動的でありながらも、心や体のどこかはリラックスしていることが大切です。
「効率よく」とか、「完璧に」ということが求められる時代にあって、どこか「適当」であることは、どんなクスリよりも心や体に効く有効な処方箋だと考えています。
Dr.TAKA