2016.06.06

あなたの『ぜい肉』。その正体は??

薄着の季節がやってきました。去年のズボンやスカートがなんとなくきつい!?

このぜい肉を引き締めて、夏本番までにちょっとスリムに! などと考える時期ですね。

さて、みなさんはこの冬に蓄えたご自身の脂肪の正体を知っていますか?

 

「ぜい肉」を辞書で調べると、「運動不足や栄養過剰などのため必要以上についたからだの脂肪や肉」とあります。

脂肪は必要以上に溜まっていなければ、悪役ではありません。エネルギーを貯蔵する重要な働きがあります。ただ増えすぎると、血圧・脂質・血糖に悪さをしたり、心臓や膝、腰に負担をかけたりします。脂肪はその性質によって、おもに「内臓脂肪」「皮下脂肪」に分けられます。そしてこれらの脂肪が増えすぎると、『内臓脂肪型肥満(りんご型肥満)』『皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)』と呼ばれます。

 

「内臓脂肪」は、溜まってくるとメタボリックシンドロームになりやすい脂肪です。男性ホルモンにより増加し、代謝は活発です。そして肥満になると、一つひとつの脂肪細胞が脂肪をたっぷりとため込み、痩せているときと比べて約2~3倍の大きさに細胞が肥大化してしまいます。でも、脂肪の大きさの変化によって増えるので、運動やお食事の調整で、減らしやすい特徴もあります。ダイエットの成果が出やすい脂肪です。

 

「皮下脂肪」は女性ホルモンにより増加し、代謝はあまり活発ではありません。細胞が小さく、細胞分裂によって増加するので、「内臓脂肪」より減らしにくいという特徴があります。

健康上は問題が少ないですが、肥満状態が続くと、関節や心臓に負担がかかります。とくに、下半身に脂肪がついてきたら注意信号です。普段のお食事面を振り返ると同時に、有酸素運動や筋肉トレーニングで、普段の代謝をアップにするとよいですよ。

 

一般的には、中高年の男性は「内臓脂肪」が溜まりやすく、女性は「皮下脂肪」が溜まりやすいと言われます。ただ女性でも、女性ホルモンが減少する閉経後は内臓脂肪が溜まりやすくなります。日頃から鏡の前に立ったり、体重計に乗るなど体の変化を注意してみてください。

また、「内臓脂肪」が増えているかをチェックするには、日頃の体重管理はもちろんですが、定期的な健康診断がとても大切です。1年前との経年変化を見比べて、ご自身の検査値がどう変化していっているのかを確認してみてください。

 

さあ夏に向けて、内側からも外側からもボディーメイクをすすめていってくださいね。

(記事作成:管理栄養士 熊野眞弓)

体重計とビキニ美女